足、売り切れる前に。(なんだか分かりませんが)


by strout
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Gastrocamera

22 Jan.05(Sat)

ガストロカメラって、胃カメラの事。
実は今日、生まれて始めての胃カメラ検査に臨んできた。

昨年の秋頃から胸焼けを感じるようになっており、近所の内科医(例の「初級シスアド」のところ)で薬を貰っていたのだが、「折角なので、年が明けたら一度内視鏡で見てみましょうか」ということになった。

で、予約を入れたのが今月の初め。
今日までの間に周りの人たちで胃カメラ経験者にインタビューしてみたが、「あっという間に終わるよ」という意見と、「苦しくてもう二度とやりたくない」という意見が真っ二つ。
・・・あああ、こりゃ、なるようにしかなりませんかのう。



<ここからが続き>

一つだけの望みは、この初級シスアドのお医者さんが自分のホームページの経歴欄で、「○○大学病院内視鏡科医局長」という肩書きを過去に持っていた事か。(なんでも内視鏡だけを専門に毎日やっていたらしい)

予約の際に受けた説明では、「前日の夕食はなるべく消化の良い物として、夜10時までには済ませてください。」とのことだったのだが、あいにく昨日は職場の送別会とかなんとか。ま、さすがに酒は一滴も飲まなかったのだが、アジア料理の店で辛いものを少しだけ食べたのは何か影響出るか否か....。(まじでちょっとびくびくしてた)

私の予約は朝の8時50分。ここの医院が9時から一般の診察が始まるので、その前に「ちょこっとやってしまおう」という意図が見て取れる。(ちなみに医者1人だけの小さな(失礼)開業医)

時間ぴったりに受付を済ませると、心の準備をする間も無くすぐに名前を呼ばれた。
検査室と書かれた部屋の殺風景なベットの上で、看護師さんに小さな紙コップに入った無色の液体を渡される。胃酸の泡を消す薬らしい。
次はいよいよのどに麻酔をかける。
これも紙コップに入った変な色の液体で、1分間がらがらとうがいをするだけなんだそう。(・・・苦い液体で、正直大変だった)
だんだんと口の中が痺れてきて、そのうちにつばを飲み込む事も困難になり、しまいにはむせるようになる。
ベットに横たわって「げほげほっ」とやっているうちに、ドクターがいつものとおり人なつっこそうな顔でニコニコしながら入室。

医者「やー、いかがですか」
私「ゲホゲホっ、ゲホっ」(いや、会話どころではなく (涙))
医者「んじゃ、始めますねー。まずこのマウスピースを軽く咥えてください。体の力を抜いて....。」
慣れた手つきで胃カメラを挿入し始めた。
カシャカシャという音が何度も聞こえているのは、きっとデジタルカメラで撮影している音だろう。

私の体はモニタTVに背を向けるように横向きに寝かされていたので、実際どうなっているのか全く分からないのであるが、都度医者がいつもの診察のときと同じような口調で丁寧に説明してくれる。

「今、のどちんこを通過します。このあたり飲みすぎて吐きそうな時、手を突っ込むと楽になるところですね....(いや、そんなことどうでもいいし)・・・食道を通過してます・・・胃の入り口まで到達、ちょっとお腹、内側から押されますよ・・・胃の中です・・・胃の出口、十二指腸まで到達しました。これで片道は終わりです・・・」

横目で医者の顔を覗き込むと、今まで見た事も無いような真剣な目。そういえば、人の体の中にカメラを通すなんて、ちょっとでも手元が狂ったらとんでもない事になるような細かい作業をやってるはずなのに、なんでいつもの口調と同じに話が出来るんだ?
冷静に考えると、これってすごい事だと思った。大体私なんて手元が真剣になると何もしゃべれないものなのだが(ほら、蟹食ってるときに無口になるみたいなやつ<違うか)。
「この人、プロだ。」と思った。

胃カメラを抜き終わり、「お疲れ様でした」と医者から声をかけられたのが9時10分頃。検査は5分弱だったか。(すごく長い時間に思われたけど....)

はっきり言って、胃カメラは私にとって楽なものではなかった。
喉元を通過するときは「おえっ」となったし、胃カメラが食道にいる間は圧迫感と異物感が続いていた。この異物感は何時間もたった今だに取れない。
でも、「もう死んでもやだっ」というほどのものではなく、再びそういう事態になったら「まあしょうがないですかな」、という感じ。

胃カメラの後、30分ほどして診察。
今撮ったばかりの画像を見ながら説明を受けるのだが、私にとって気がかりなのは、その私の体の中を撮影した大量の画像データ、面白そうだからテイクアウトしてはだめでしょうか?(残念な事に、口に出すことは出来なかったが・・・涙)
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by strout | 2005-01-22 21:43 | Diary