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足、売り切れる前に。(なんだか分かりませんが)


by strout
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無事帰ってきただ....

8 Aug.06 (Tue)

とりあえず、ビールと川と温泉のキャンプ@道志川から無事帰還しました。
ま、そんなこんなで報告なぞ。


今回使ったキャンプ場は、道志川みちの両国橋を渡った少し先にある「道志川渓谷キャンプ場」。
こんな立派なホームページもある。
川原とピザ釜と露天風呂まであり、家族で経営しているというアットホームな宿、ではない、キャンプ場。




・1日目(8月6日(日))
同行のご家族との約束の出発時間は朝8時なので、余裕を持って7時20分頃から車への積み込みを開始した。
なんせお相手は現役パイロットさん(以下パイさん)と元CA(スチュワーデス)さん(以下CA(カ)さん:ちなみに合わせて「パイCA(カ)さん」とも称す)である。とかく時間と規則にうるさい業界の方々なので、こっちも約束の時間に遅れるわけにはいかない。最初から心象悪くしてもまずいし。ほぼ積み込みが終わってひと段落した8時15分前、家の中でtomoの準備をしていた妻からの緊急コール
「パイCAさんたち、寝坊したそうなので、15分くらい遅くなるって....。」
・・・あらら   笑。
結局パイCAさんのご自宅(注:我が集合住宅から徒歩5分のところにある高級一軒家)を出発したのは、なんだかんだで8時40分だった。

ところで今回の参加者は、鱒家が3名、パイCAさんご家族が、み~ちゃんという2歳の女の子と、あ~ちゃん(10ケ月の女の子)の計7名。
無事帰ってきただ...._a0010784_14305949.jpg

(出発前、満載の荷物。それでも前回よりは後方視界ははるかに確保されている。なぜなら、クーラーボックスを助手席に持ってきたから。)

途中さほどの渋滞も無く、スーパーで3日分の食材と飲料(主にビール)などをたんまりと買い込み、キャンプ場に12時少し前に到着。
受付のおばあさんにサイトを案内してもらうと、テント設営もそっちのけで、とりあえず昼食の冷麦などを食す。

昼食が終わると、子供たちはお母さんに連れられて川へ水浴びに、お父さんはお互い新品のテントと天幕の設営。
夢中で食っていた昼食時には気が付かなかったのだが、隣り合わせの2つのサイトには大きな木が3本。1区画毎のスペースもさほど広くなく、しかも地面は砂利。
これじゃあペグも効きそうに無く、またレイアウトにも悩むところである。
ま、ここはひとつポジティブに考えて、2本の大きな木を利用して天幕を張り、ペグも最小限で済むよう川原の大きな石などを利用して、なんとか設営完了。(と、簡単に書いたが、実はここまで1時間以上かかっている。ま、テントも新品で設営に慣れてないし<言い訳)
無事帰ってきただ...._a0010784_14265487.jpg


今日の夕食の献立は皆さん(大人たち)の意見が一致し、カレーライス。
子供用には甘口、大人用には辛口にオールスパイスをたっぷりとぶちまけた、キャンプ仕様にした。

夕食後は、敷地内に有る露天風呂には目もくれず、1台の車に全員を押し込んで一路「紅椿の湯」へ。
実は今回のキャンプ場の決定ポイントは、この温泉が近い(車で10分)ということでもあった。(もっと近いところもあったが、最後の決め手は「なんとなく」)
19時を過ぎると半額になるというお得情報は、もう何度も来ているというCAさんによる。
二人の2歳児(tomoとみ~ちゃん)は女風呂へ、あ~ちゃんはお父さんに連れられて男風呂に入った。
普段、男風呂に乳児が入っているという光景は結構珍しいらしく、周りから一気に注目の的となり、ひげ面の一見そっち風の強面親父からも「かわいいねぇ~。こんくらいの赤ちゃんが一番可愛いんだよねぇ~ (はあと)」などとその風貌には想像もつかないようなコメントを頂戴したり。
温泉の方はさらっとした単純泉で少しぬるめ。源泉掛け流し100%の歌い文句も納得の結構な湯であった。

キャンプ場に戻り、子供たちと夏風邪をこじらせた私の妻は早々にテントの中へ。今回はおっきなテントでtomoもご機嫌で、....ほっ。
残った3名はそのまま第二ラウンドへ。
ビールと焼酎とワインと例によって航空業界の面白い話(ここで書けないようなこともたっぷり)のキャンプ第一夜はつらつらと更けて....と、言いたいところなのだが、トイレに出かけたパイさんが30分経っても戻ってこない。
川にでも流されたのではしゃれにならん!と、CAさんと私で寝静まったキャンプ場内をくまなく捜索する。なんせ最後のほうにはパイさんのろれつも回っていなかったし。
5分立ち、10分立ち、15分立ち、ちょっと捜索隊二名の背中に焦りが見え始めた頃、まさかそこにだけはいないだろうと思っていた盲点の障害者用トイレからふらふらと出てきたパイさんの姿があった。


・2日目(8月7日(月))
5時半に目が覚めた。悲しいことに普段起きる時間にきっちりと目が覚めてしまうサラリーマンとしての悲しいサガがここに。
それでも二度寝しようとシュラフの中で粘ってみたものの、6時にはすっかりあきらめ、同じ時間に起きてきた妻と朝食の準備に。
そういえば、昨夜は涼しいを通り越して少し肌寒いくらいの気温で、快眠であった。
お隣のテントでは、み~ちゃんが夜中に目を覚まして泣き出している声が聞こえてきたのだが、はたして大丈夫だったのだろうか。
コーヒー用のお湯が沸く頃、CAさんが寝不足の目を腫らしながらテントからご登場。パイさんと子供たちはまだ熟睡中らしい。
CAさん「昨夜あのあと、旦那は・・・・(以下自主規制)・・・・子供は順番に泣き出すし....ほとんど寝てません」
あらら、ご苦労様。
ふと、テーブルの上に空になって転がっている白ワインのボトルに目が入った。
昨夜、ワインってCAさんしか飲んでませんでしたよね。まさか一人で空けたんですか?

のんびりとした午前中を過ごし、昼食のチャーハンを食した後、2歳児とお父さんたちは川へ水遊び。お疲れ気味のお母さん二人はサイトでのんびりと。

今日は夕ご飯前にはお風呂に入ろうということで、またまた「紅椿の湯」へ。
「あー、日本人で良かった、生きてて良かった。」などとため息もでるほどの(以下略)。

本日の夕食のメニューは、パイさんの一声でバーベキューと相成った。
眠そうにしだした子供たちに煽られるようにして、バーベキュー途中から花火大会に突入。
その後は、子供たちを寝かしつけて、少し体調が戻った妻も参加して、少し涼しい夜の焚き火とビールとワインとウクレレ(鱒家持参)の宴に突入するのだった。
さすがに今日は少し飲むのを控えているパイさん、焚き火に薪をくべながらこんな一言。
「ん十年ぶりのキャンプですけど、カレーあり、バーベキューあり、川で泳いだり、温泉に入ったり、一気に全て経験させてもらいました。」
無事帰ってきただ...._a0010784_14282911.jpg

(テントサイトで川を眺めつつたたずむ2歳児。み~ちゃんはtomoより3ケ月月齢が若いのだそうで、まるで3ケ月前のtomoを見ているよう   (笑 )

・3日目(8月8日(火))
夜中、テントを叩く雨の音を聞いた様な気がして、何回も目を覚ました。
この時テントの外にも出てみたのだが、雨は降っていない。
うーん気のせいか。

7時起床。さすがに疲れからか、今日は少しゆっくりと。
今日は撤収の日。曇り空、まあ雨は降っていないのでよしとするか。

シュラフを外に干してテントの中のものも外に出し、朝食の準備に取り掛かろうとした頃、空から水滴がピチャン、と。
慌ててシュラフをもう一度テントに押し込むと、空からの水滴がはっきりと自己主張するようになってきて、あっという間に雨となった。  涙
(というか、昨夜のパイさんのセリフ「・・・一気に全て経験・・・」の中にはこれも入っていたのね。)

キャンプやってて、雨の撤収ほど面倒なものはない。
特にこの後場所を移してまた設営するとき(バイクやバックパッキングでの移動キャンプとか)など、悲しい以外の何物でもない。
今回の救いはこれで家に帰るので、とりあえずぬれたものを適当にビニールの袋に押し込んで車に詰め込めば良いということだ。

雨における撤収のマニュアル通りにまずテントの中のものとタープの下に避難させた道具類をパッキングし、さあ覚悟を決めてテントの撤収だ、という9時過ぎに、一瞬雨が止んだ。
「今だぁ」とばかりにテントとタープを畳む。
チェックアウト11時の1時間前には全ての作業が完了。
お疲れ様。

家に帰って、一通りの片付けを終えてTVでニュースなんかを見てると台風のでかいの(7号)が来てると。
あの雨は台風の影響だったのか....くわばらくわばら。
by strout | 2006-08-08 22:31 | GO Camping