足、売り切れる前に。(なんだか分かりませんが)


by strout
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無謀?なる挑戦

06 Oct.07 (Sat)

決戦の日。
いつもの通り朝5時半に起床。
のんびりと朝食を摂って、ボーっとTVなぞを流しながらのろのろと準備していると、あっという間に7時を回ってしまった。

晴れ。気持ちのいい朝。
輪行袋を詰めて重いザックをよっこらせっと担ぎ、上大岡までの約8kmをのんびりと走る。
足は快調、R3も調子いい、しかも天気も気温も文句無い。
まさにツーリング日和である。
今日がレースでなければ、これほど完璧な日も珍しいのだが....。

そう、無謀にも「日産スタジアムサイクルパークフェスティバル」の2時間エンデューロ部門にチームの一員として参加しようというのだ。
初めてのレース。
4人の混合(男女)チームなのだが、そのうち2人は初対面という。
あああ、前の土日が2日とも雨ということもあり、1週間以上自転車に乗っていなかったのがとても悔やまれる。(このところ帰りも遅かったので)
なんとか周りの方々の足を引っ張ることだけは、せめて引っ張るのは片足だけに留めたいと、そしてなにより集団落車に巻き込まれないようにと、この一週間ほど緊張のしっぱなしであった。

が、この時点で自分にとっては更なる大きな壁がレースよりも目の前に迫っていた。



以降、来週へ、







・・・続きません。

大きな壁というのは、輪行。
自宅から日産スタジアムまでは約20kmほど。
普通なら自走しても何てこと無い距離なのだが、自走なんてしてしまうと行き着く頃には足、売り切れというは必死なので、初めて電車に自転車を乗せるという手段に出た。
これを輪行という。

地下鉄上大岡駅の入り口付近(しかも大勢のギャラリーのいるバス停前)で輪行バックを広げ、その上に自転車をひっくり返してタイヤを外す。
ここまでは順調。
事前リハーサルの時はここからが手間取ったのだが、さすがに一度練習しておくと多少は要領を得てくるもの。
まだ少しぎこちないものの、思ったより早く10分ほどで完了した。
なんだ結構簡単じゃん。
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土曜日の朝ということもあり、空いている横浜市営地下鉄で新横浜までは快適な移動。
新横浜の駅前で分解した自転車を再度組み立てて再出発。
これで大きな壁の1つは無事乗り越えた。

しかし天気が良い。
あまりにも良い天気なので、このまま自走で帰ってしまおうと思ったくらい。  (おい)

なんだかんだでスタジアムに到着したのは9:35。
チームの集合は、受付付近に朝10時なので、余裕の到着ではあるが、慣れない輪行とかもあって、既にバテバテの状態だった。
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10時少し前にチームメイトのちうこさん、てっちゃん(今回初対面)が到着。
それよりやや遅れてkeithさん(こちらも初対面)も合流し、これで面子は揃った。
「やーやーどーも、始めまして、よろしくお願いします。」
などという、これから同じチームでエンデューロに出場しようなどとはありえない挨拶もそこそこに4台の自転車をお互いの鍵で繋ぎ止め(これで誰か1人が途中でいなくなっても自転車は離れない)、まずは既に行われている午前中の3時間エンデューロを見学と、メーカーのブースにある試乗車を乗り倒す。(本当に倒れている(見知らぬ)おじさんもいたが、70万もする高級自転車で....)
3時間の部では先日600kmブルペを完走されたばかりの"鉄人"masaさんが出場されており、ピットまで表敬訪問。
「無事輪行はできましたか?」とmasaさん。
恐れ多いことに、こんな私目のブログにまでお目を通していただいているとは。
(この方のどこにあーいった体力と精神力があるんだろうと、つくづく不思議に思うほどの温厚なお方である。)

これよりさらに遅れて2時間ソロの部を走ろうという、ぴろまろさんとTOMOKIさんが到着。

2時間の部は12:15からコースの試走が始まる。
早い時間に軽い昼食をとりつつ、作戦会議。
決まったのは以下の点。
・1人2周で次の人に交代。
・スタートはKeithさんからで、次に私、てっちゃんと続き、しんがりはちうこさん。
・ま、あとはなるようになれでしょう。

・・・まあちうこさんを除いて皆さんレース初体験だし....。

んで、試走。
スタジアムのトラック(ここが感動的に走りやすかった)を抜けて外の道に出ると、はじめ細かいコーナーが続き、下ってヘアピンカーブ。そこからは吹きっさらしの郊外の道、ここは向かい風に注意だな。
あとはぐるっと回ってスタジアムに戻り、スタジアム前の広場みたいなところを通過すると、最後の短い激坂。ここは気合とダンシングで一気に上りきるしかなさそう。
で、左に曲がってもう一度右に曲がるとふたたびスタジアムのトラックとなる。
距離3km。のんびりと走れば楽しいポタリングコースなのだが....。

試走というだけあって皆さんのんびりと走っている。
妙な気合が入っている私はてっちゃんと一緒に2周目の試走へ。
てっちゃん、あっという間に後姿が見えなくなる。  早ぇ....。

レースアナ「いいみわ」さんの実況と、盛大におへそとお腹周りを露出したお姉さんたちのダンスの後いよいよスタート。

トラックの半周を埋め尽くすほどの大量の自転車たちが、一斉にローリングスタートで走り出す。

クロスバイクのKeithさん、出だしから快調な走り。
1周目が終わって、ロード軍団に張り付いている。
規定の2周が終わってピットに戻って来ると、いよいよ自分の出走である。
計測用のチップ(足首に巻くタイプのもの)を付けて貰い、コースへ。
まだコーナーはゆっくりと、確実に。
不思議なことに、周回終わり近くの最後の登りでもまだ全然余裕である。
(とはいえ、かっとびのロード達にはかなり抜かれたけど)

無事規定周回を走り抜けて、てっちゃんにバトンタッチ。
ここまでのアベレージは29.3km/h。   自分にとっては記録だ。

てっちゃん、さすがに我がチーム唯一のロード。
しかもジテツウで日々鍛えてらっしゃるということもあり、早い早い。
ちうこさんも真新しいレーシングスーツに身を包んで、オーバーホールが終わったばかりのTREKで颯爽と走り抜ける。
にわか仕立てとは思えないほどの一体感で、チームの興奮はアップしまくり。

4人が2周走り終えて、2回目へ。
ここまででスタートから1時間以上経過しているので、さすがにロードの、特にソロの方々もスピードは落ちている。
廉価版クロスバイクでロードを抜き去る時の爽快感ったらもう。

2周目の本当に最後の上り坂。
これを上りきれば、あとはピットに入って仲間を応援するだけだ。
トラックに入る前、少しでもスピードに乗せようとフロントをアウターに入れる。
トラックに入って、さらにシフトアップしてそう、もう少しで休める....



あれ?



ここ、ピットロードじゃなくって、本線だし。
視界の先に次に走るための準備を終えたてっちゃんと、それをサポートするちうこさん、Keithさんがぽっかり口を空けているのが目に入った。

「ヤバイ!ピット入り損ねました。」
「んじゃあ、もう1周ね。」

・・・・はい、分かりました....   


やってもーた。


3周目は、もうここでばててらんないという義務感だけ。
チーム参加というのに、都合7回も登った激坂は、さすがに最後はへろへろ。

こうして、私の最初のレースは終わったのである。

えっ?結果?

「自分に勝った」
これだけです。

終了後は表彰式を見ることも無く、鶴見川沿いの阿部商店で打ち上げ代わりの食事。ソロ参加のぴろまろさんとTOMOKIさんも交えて(てっちゃんは用事があるそうで、店の入り口でお疲れ様となった)麦茶で乾杯である。(自転車とはいえ飲酒運転は罰金ものだし、何より自分も他人に対しても危険なので。)

いやあ、初めてのレースは楽しかった。
本当に楽しかった。
でも次はもうちょっと自分にも完全勝利となりたいところですね。

阿部商店を出る頃には辺りは真っ暗。
鶴見川沿いなんて完全に真っ暗。
しかも自宅に帰るのに自走という道を選び、しかも始めて通る環状2号なんてルートを選択してしまったものだから、ここも真っ暗。(夜の環状2号はさすがに危険を感じたので、広い歩道をメインに走ったら、これがまた真っ暗でスピードが全く上がらず。夜の車道も危険と思ったが、歩道は暗くてもっと危険だった。)

自宅に着いたのは20時。
22時には起きていられなくなり....。


おまけ
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ゲスト参加で走っていた今年の全日本チャンプニッポメイタンエキップ浅田の新城選手(中央、真っ白の全日本チャンピョンジャージで、早い早い。
あまりにも早いので完全にぶれてます。

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前出「盛大なへそ出し」ダンサーと、レースアナのいいみわさん(中央)。

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競技場はこの日、自転車乗りたちで埋め尽くされた。

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本日の戦利品(参加賞)、この他にCCDドリンクの500mlペットが1本。
自転車で自走で来る人も多いのに、このボックスティッシュというのは如何なものか。
タオル....幅が無い。
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by strout | 2007-10-06 21:00 | じてんしゃ